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20131204

犬との暮らし考

今日は犬について、ちょっと気になることを・・・・・


近年犬と共に暮らす人が増えてきています。家の中で飼うことはもちろん、寝食を共にしたり、仕事に行く以外はずっと一緒という愛犬家の方々も多いようです。

犬と人とは素晴らしい友人関係を築くことができます。犬と共にいることは心安らかにしてくれますし、寂しさを紛らすよい友になってくれますし、番犬になり守ってもくれます。犬の深い愛情、忠誠心に心の底から癒されもします。

そして、犬は何であれあなたが与えるものは受け取ってくれます。あなたはいつも与えるポジションにいられる訳です。

しかし、犬と共に暮らすことはプラスの面ばかりではありません。そこには危険も潜んでいるのです。


自然界においては、動物が他の種と交わって暮らすことはありません。ライオンはライオン、タイガーはタイガー、チンパンジーはチンパンジー、ゴリラはゴリラの集団を作ります。犬と猫も一緒に飼わないかぎり、仲良くなることはありません。

犬は確かに昔から人々の近くにいて、助け合いながら暮らしてきました。原始時代には、他の獣から人間を守る代わりに食べ物を分けてもらったり、羊の群れも見張る牧羊犬として、人間と共に働いてきました。警察犬や盲導犬としても犬はともに働くよい相棒です。

ただ、犬にはある種のバイブレーションがあります。そのバイブレーションはファーストチャクラを刺激します。

犬においての最終ゴールはファーストチャクラです。子孫を残し、種を保存すること。人はファーストチャクラが始まりです。高次のチャクラがそこから上方へ続いていきます。つまり犬のゴールが人のスタートです。

犬と共にいる人は絶え間ないファーストチャクラへのバイブレーションにさらされていることになります。

以前、私の会ったことのある女性ですが、初めて会った時にはものすごいバイブレーションがファーストチャクラにありました。彼女はずっと犬と共に暮らしていたのです。犬と共に暮らさなくなって、瞑想をするようになると、そのバイブレーションはずっと穏やかになっていきました。

昔からタントラでは黒い犬が使われてたのは、こういう所以です。このバイブレーションを利用するのです。

インドではなぜ牛が聖なる動物として崇められているのでしょうか?
知能が高いからとか、ベジタリアンには欠かせない、絶対的有益なミルクを供給してくれるからとか言われますが、実は他の理由によるものです。

犬のバイブレーションはファーストチャクラを刺激しますが、牛のバイブレーションはハートチャクラを刺激します。牛の近くに行くと、ある種のバイブレーションをハートに感じることでしょう。また、光明を得る人は必ず牛の意識を通過してこなければならない、とも言われています。つまり、マスターたちは過去生おいて、一度は牛であったことがあるということです。寺院に牛の像があるのも、牛が大切にされるのもこういう理由からだと思われます。

人は愛を求める生物です。
愛さえあれば。愛のためなら死ねる。お金で愛は買えない。
愛が最も崇高なゴールのようです。が、しかし実際のところ、人は愛だけでは満足しません。決して満足しないのです。そのさらに向こうに広がる限りのない「何か」に到達するまでは、決して満足することはないのです。

ファーストチャクラから出発した旅は、ハートを通って、さらに上方の頭上のスペースへと導かれていきます。この探究の旅において、この垂直方向に上昇する旅において、いつかはファーストチャクラを卒業していかねばなりません。

私たちは私たちを取りまく様々なエネルギーに囲まれて暮らしています。それらがどういう影響を及ぼすのかということにも目を向ける必要があります。この神秘的なエネルギーやバイブレーションに、まず気付くこと。そして理解すること。そうすれば、それらとどう向き合って、どう付き合っていくのかが、自ずから見えてくることでしょう。